エンジン: パーキンス 4016TWG
オルタネーター:リロイ・サマー
主出力:1800KW
周波数: 50Hz
回転速度: 1500 rpm
エンジン冷却方式:水冷式
1. 主要構造
エンジンとオルタネーターは、従来の弾性接続プレートで接続されています。エンジンは4つの支点と8つのゴム製ショックアブソーバーで固定され、オルタネーターも4つの支点と4つのゴム製ショックアブソーバーで固定されています。
しかし、現在では1000kWを超える一般的な発電機では、このような設置方法は採用されていません。これらのエンジンとオルタネーターのほとんどはハードリンクで固定され、ショックアブソーバーは発電機のベースの下に設置されています。
2. 振動試験プロセス:
エンジンを始動する前に、発電機の土台に1元硬貨を立てて置きます。そして、目視で直接判断します。
3. テスト結果:
エンジンを始動して定格速度に達するまで待ち、プロセス全体を通してコインの移動状態を観察し、記録します。
その結果、発電機のベースに立てた1元硬貨にずれや跳ね返りは発生しません。
今回、当社は1000kW以上の発電機のエンジンとオルタネーターの固定設備として、ショックアブソーバーを採用しました。CADによる応力強度、衝撃吸収力、その他のデータ分析を組み合わせて設計・製造された高出力発電機の架台の安定性は、試験によって実証されています。この設計は振動問題を適切に解決し、架空・高層への設置を可能にし、設置コストを削減するとともに、発電機の架台(コンクリートなど)の要件を軽減します。さらに、振動の低減は発電機の耐久性向上にもつながります。このような高出力発電機の驚くべき効果は、国内外でも稀有なものです。
投稿日時: 2020年11月25日